ねぇ あんた

オンリー・ワン
01 /26 2008
ちあきなおみ - ねぇ あんた



ねぇ あんたーちあきなおみこれくしょん~ねぇあんた~
シングルズVol.1,Vol.2
ライヴ・トラックスVol.1,Vol.2
ちあき ニューミュージック・ポップスをうたう
ちあき 名曲をうたう

6枚組 全118曲


昨晩”たけしの誰でもピカソ”で名曲伝説ということで、ちあきなおみを特集していた。
懐メロ番組等で数分流れることはあっても、番組まるまる一本特集を組むのはめずらしい。

動くちあきなおみを見たのは本当に久々であった。
なんでも1992年(当時45才)あたりからプッツリと姿を現さなくなったとのこと。
あれから16年、1947年生まれ(たけしと同じ)というから、もう還暦を迎えられたんですね。
早いものです。
未だに自分の中のちあきなおみのイメージは、あの時で止まったままです。
復活を望む声も多いようですが、こればっかりは本人の意思しだいですから無理は言えません。
船村先生が言うように、確かに「才能が勿体ない」と思います。
可能ならば、60才になられたちあきさんの深みのある歌唱を是非とも聴きたかった、、、

番組では選曲は勿論のこと、あまり詰め込み過ぎない構成も良く楽しめました。
(昨年も、ちあきなおみ特集を放送してたようです。)
ちあきなおみへのラブレターということで、作家の村松友視の文が紹介されました。

 「ちあきなおみの歌は、これ見よがしでない。
  抑制がきいて鋭く しかも柔らかい。」

良い得て妙だと思う。
たけしが言うように、臭くなる一歩手前で止まっている。

今回のお宝は、名曲”喝采”に対してその裏名曲と言われている”ねぇ あんた”の未公開映像だった。
まさかこの曲が映像付きで見られるなんて、にわかには信じられません。
しっかりと録画したので、機を見ては繰り返し見ようと思います。  (^_^)v
”これくしょん~ねぇ あんた”にライブ録音されているのとはちょっと雰囲気が違うので、別の機会に録画された物のようです。
昭和49年10月22日中野サンプラザでの映像が発掘されたら、それこそ超超超お宝になること間違いなし。
それほど、このライヴ盤はちあきなおみの魅力が爆発しています。
特に4枚目(ライヴ・トラックスVol.2)の”ねぇ あんた”から”喝采”(7曲)まではなんと表現したら良いんでしょう。
(”喝采”と対をなす”劇場”もすばらしい。前座歌手の悲哀を歌った歌詞に涙涙、、、)
「嗚呼、この日のサンプラザに居たかった、、、」
これが偽ざる本音です。

7分にも及ぶ”ねぇ あんた”を見て、テロップ(7分間の歌芝居)にもあるように、これは歌ではなくて歌芝居なんだと改めて実感しました。
人生が垣間見られる歌芝居、ちあきさんは歌手であると同時に役者でもあるんだなあ、それも飛び切り上等な。

名曲”紅い花”も知ってめでたしめでたし。
でも、”赤とんぼ”の曲の初めから終わりまでずーーーっとドアップだったので「おいおい、昔のカメラマンは容赦せんなあ。少しは遠慮しろよ。」とツッコミを入れたくなりましたとさ。 (^^ゞ
終わり。


動画リンク ねぇ あんた
動画リンク2ねぇ あんた

コメント

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nanmo2

名曲求めて1万里。
昨日は西、今日は東、
明日は何処へやら。
楽しめて、和めるよう心掛けてます。
感想いただけたら嬉しいです。