ドイツのスカ野郎、ただ今参上!

ワールド
05 /31 2009
The Skankaroos   ザ・スカンカローズ(?)

The Skankaroos - Ska Music


The Skankaroos - Expedition to Ska




ドイツのスカ7人衆 ”The Skankaroos”

こいつはクセになります。

老いも若きも、レッツ・ダンス!!



The Skankaroos の試聴コーナー(myspace)

歪みまくってます!

ブルース
05 /30 2009
Lil' Ed & The Blues Imperials   リル・エド&ザ・ブルース・インペリアルズ


直リンクはこちら → youtube


Full Tilt - Lil Ed  The Blues ImperialsFull Tilt (Amazon)
1. Hold That Train
2. Housekeeping Job
3. Don't Call Me
4. Check My Baby's Oil
5. First I Look At The Purse
6. Love Don't Live Here Anymore
7. Life Got In The Way
8. Candy Sweet
9. Woman, Take A Bow
10. My Baby Moves Me
11. Dying To Live
12. Open Invitation
13. Every Man Needs A Good Woman
14. Take Five
全14曲
Full Tilt の試聴はこちら→Amazon


ここまで歪んでいれば言うことナス!
天国の叔父J.B.ハットーもニッコリ。
ハウンド・ドッグ・テイラーも微笑んでいることだろう。    (^_^)v

ということで、今回はリル・エド&ザ・ブルース・インペリアルズ(Lil' Ed & The Blues Imperials)の紹介。

リル・エド(Lil' Ed )さんは、1955年にイリノイ州シカゴで生まれている。
伝説的なスライドの名手J.B.ハットーの甥っ子。
やはり血筋は争えないというか、パワフルなスライド・プレーで聴衆を沸かしている。
バンドLil' Ed & The Blues Imperialsを組み、1986年にRoughhousin'でアルバム・デビュー。
Lil' Ed & The Blues Imperialsのメンバーは、
Lil’ Ed Williams--Guitar & Vocals
Michael Garrett--Guitar & Background Vocals
James “Pookie” Young--Bass & Background Vocals
Kelly Littleton--Drums        
の4名。

さて、この”Full Tilt”は去年の夏(2008年8月)にリリースされた通算7枚目のアルバム。
冒頭のHold That Trainがfreeとは、リル・エドさん太っ腹でんなー。   (^_^)v
初っ端からエンジン全開のリル・エドさん、歪みまくったギター音が爆発しております。
3曲目の”Don't Call Me”も ピアノのJohnny ''Fingers'' Iguanaが加わり、ロカビリー全盛時へと舞い戻ったみたい。
スローなナンバー(4,13曲目)では、典型的なブルース・ボーカルがじっくりと堪能できる。
リル・エドさんのスライド・ギターを楽しみたいなら7曲目の”Life Got In The Way ”で決まり。
8曲目の”Candy Sweet” 、10曲目の”My Baby Moves Me” 、これまた最高に楽しめる曲だ。
ホーン陣が加わった12曲目の”Open Invitation”は腰が浮くというもの、「さあ、みんなでノリノリになって踊りましょう」
ラストの”Take Five”は、ハウンド・ドッグ・テイラーが甦ったみたいである。
でも一番惹かれるのは13曲目の”Every Man Needs A Good Woman” 、リル・エドさんの切実な本音?が心に響きます。  (^_^;)


小柄ながら何時もエネルギッシュに全力投球しているリル・エドさん。
つま先立ちwalk、客席に入っての膝立ちプレイとサービス精神が旺盛な真のエンターテイナーである。
彼のプレイを目の前にしたら、どんな踊り不精でも踊り出してしまうかもね。 (^_^)v


Full Tilt の試聴はこちら→Amazon
Lil' Ed & The Blues Imperialsの試聴コーナー(myspace)
Lil' Ed & The Blues Imperialsのオフィシャルサイト

エルヴィス成功の陰に、、、

ブルース
05 /29 2009
Arthur "Big Boy" Crudup   アーサー”ビッグ・ボーイ”クルーダップ

So Glad You're Mine


video clip) Elvis Presley - So Glad You're Mine


Mean Ol Frisco - Arthur Big Boy CrudupMean Ol' Frisco (Amazon)
1. Mean Old Frisco
2. Look on Yonder's Wall
3. That's Alright
4. Ethel Mae
5. Too Much Competition
6. Standing at My Window
7. Rock Me Mama
8. Greyhound Bus
9. Coal Black Mare
10. Katie Mae
11. Dig Myself a Hole
12. So Glad You're Mine
全12曲


エルヴィス・プレスリーのデビュー曲”That's Alright” 、これは皆さんご存知のようにエルヴィスのオリジナルではない。
エルヴィスとは対照的な人生を歩んだArthur "Big Boy" Crudup(アーサー”ビッグ・ボーイ”クルーダップ)の作品である。
動画の曲( So Glad You're Mine)も然り。

ということで、今回は アーサー”ビッグ・ボーイ”クルーダップ(Arthur "Big Boy" Crudup)さんの紹介。

アーサーさんは、1905年にミシシッピー州フォレストで生まれている。
本名はアーサー・ウィリアム・クルーダップ。
30才になってから楽器を始め、1940年にシカゴに移りストリートで演奏を始める。
当時のレコードプロデューサーによると「アーサーさんは路上でダンボールに包まって寝ていた」そうだ。
相当生活は苦しかったようです。
レコード会社と契約はしたものの(契約内容の)知識がないばかりにお金はあまり入ってこず、いいように食い物にされたアーサーさん。
レコーディング時にその都度貰う契約だったらしく、後になってレコード会社にロイヤルティーを貰える様に交渉している。
1941年に"Who's Been Fooling You"をリリースし、これがローカルヒット。
エルヴィス・プレスリーがカヴァーした”That's Alright”、 "So Glad You're Mine"、"My Baby Left Me"は、全て彼(アーサーさん)の作品。
こうして見るとエルヴィス・プレスリーはアーサーさんを踏み台として大きく飛躍して行ったんですなあ。
エルヴィス成功の陰にこの人あり!

さて、このアルバム”Mean Old Frisco”は、1962年にリリースされている。
エルヴィスがカヴァーした”That's Alright”、”So Glad You're Mine” や、今やブルースのスタンダードとなった”Mean Old Frisco” が収録されている。
けっして上手いとは言えないが、やや甲高い重みのある歌声が存在感十分に迫ってくる。
シンプルな楽器編成ながら、モダンな響き(スマートさ)が感じられる。
これを目ざとく探し出したエルヴィスもやはり只者ではない。


地位も名誉も、そして莫大な富をも得たエルヴィス。
それとは正反対のその日暮らし的なアーサー。
(晩年も生きるために農作業の手伝いをして糧を得ていたそうです)
この差は(契約の)無知からきたかもしれないけど、人種差別も相当あったはず。 
茨の道を歩き続けたアーサーさんに凄みを感じるのは私だけではないだろう。
エルヴィスと共にアーサーさんはけっして忘れてはいけない存在なのである。

微笑みの訳は、、、

ティーブレイク
05 /28 2009
Cold Feet - James Nesbitt




美女が○○○を見てニッコリ!

お兄さん、鼻の下伸びちゃってます。    (^_^;)

まんざらでもない様子ですが、

その訳とは、、、

できるもん!

ティーブレイク
05 /27 2009




僕だって、できるもん!

甦る!昭和

ボーダーレス
05 /27 2009
Ohashi Trio   大橋トリオ

Happy Trail PV


BAUMKUCHEN PV

”BAUMKUCHEN”はPRETAPORTERに収録。


THIS IS MUSIC - 大橋トリオTHIS IS MUSIC (Amazon)
1.HAPPY TRAIL
2.THE MUSIC AROUND ME
3.WE'RE WAITING
4.そんなことがすてきです
5.THE RIDE
6.JURADIRA
7.THINGS HAVE CHANGED
8.BLUES IN JUNE
全8曲

時は2009年(平成21年)
だけど、このトリオは昭和で時が止まったかのよう、、、、、

ということで、今回は大橋トリオの紹介。

(大橋トリオのオフィシャル)サイトを開くと、「1人なのに大橋トリオ」と出てくる。
大橋トリオというものの、実際は大橋好規一人のソロ・ユニット(プロジェクト)。
団員が一人しかいない劇団ひとりのようなものか。  (^_^;)

大橋さんは4才でピアノ、13才でドラム、ベース、ギターを習い始めている。
13才のころはロックに夢中になりバンドを組む。
その後ジャズに目覚め、ジャズピアノを学ぶために音楽大学へ進学する。
大学在学中に作曲を始めている。
大学卒業後は、映画やCMなどの音楽製作、歌手への楽曲提供、アレンジ、ミックス、サポート演奏など裏方として幅広く活動。
今話題になっている『余命1ヶ月の花嫁』(廣木隆一監督)の音楽も彼大橋によるもの。

さて、この”THIS IS MUSIC”は大橋トリオとして2枚目となるアルバムで、2008年にリリースしている。
ファースト・アルバムは”PRETAPORTER”で2007年にリリース。
冒頭の”HAPPY TRAIL”を聴けば分かるように、初めて聴くのに昔聴いたことがあるような懐かしさに溢れたアコースッティックな音楽である。
今ほど細かくジャンル分けされていなかった昭和の時代が思い出される。
ジャズ、ソウル、ポップス、ロック、AOR、ボサノヴァなどのすべての音楽が入り混じったボーダーレスな世界。
打ち込み(デジタル)が幅を利かす昨今、このアナログ的手法は温もりを感じさせて誠によろしい!
自然体で歌われる6曲目の”JURADIRA”も良い味を出している。


聞けば最近、CDショップ大賞・準大賞を受賞したとのこと。
CDショップ大賞とは、「全国のCDショップの店員の投票だけで選ばれる賞」
そこには某大手レーベルのゴリ押しはない。
本音で売りたい(知らせたい)ミュージシャンの2番目(準大賞)~~~♪
それだけの価値はあると思います。  ~ 天津・木村風  (^_^;) ~


大橋トリオの試聴コーナー(myspace)
大橋トリオのオフィシャルサイト

ニュージーランドの歌姫

シンガー・ソングライター
05 /26 2009
Brooke Fraser   ブルック・フレイザー

Brooke Fraser - Deciphering Me (video)



video clip - Lord of Lords Hillsong2007 ブラジル?でも大人気!


Albertine - Brooke FraserAlbertine (Amazon)
1. Shadowfeet
2. Deciphering Me
3. Love, Where Is Your Fire?
4. Love Is Waiting
5. Albertine
6. C.S. Lewis Song
7. Epilogue
8. Faithful
9. Seeds
10. Hosea's Wife
11. Thief
12. Hymn
全12曲
Albertine の試聴はここ→Amazon



雨に濡れた渋谷や新宿の街並みが映り出されている。
見覚えのある光景がPVに登場しようとは、なんとも不思議な気分になってしまう。

ということで、今回はブルック・フレイザー(Brooke Fraser)さんの紹介。   

ブルックさんは、ニュージーランド出身のシンガー・ソングライター。
1983年12月生まれで、現在25才。
2003年にリリースしたファーストアルバム"What to Do with Daylight"が、ニュージーランドのアルバムチャートで62週TOP40に留まるという大ヒットを記録する。
オーストラリアの人気バンド”Hillsong United”のメンバーでもある。

この”Albertine”は、2006年にリリースされたセカンド・アルバム。
2曲(Seeds、Thief)だけ共作であるものの、全ての曲を彼女自身が手掛けている!
先ずは動画(PV)の曲”Deciphering Me”は、裏声の美しさに惹かれます。
7曲目の”Epilogue”は、眩いサウンドでアルバムのアクセントとなっております。
ささやくように語り掛ける11曲目の”Thief ”
そして最大の聴き所の”Hymn”、ピアノの伴奏で始まるしみじみとしたこの曲が心に深~~く入り込んできます。


23才で既にこの情感を出せるとはビックリです!!  (@_@;)
ニュージーランドで大ヒットになるのも頷けますなあ。
今後の活動(個人、及びHillsong United )に要注目ですな。  (^_^)v


Albertine の試聴はここ→Amazon
ブルックさんの試聴コーナー(myspace)
ブルックさんのオフィシャルサイト

nanmo2

名曲求めて1万里。
昨日は西、今日は東、
明日は何処へやら。
楽しめて、和めるよう心掛けてます。
感想いただけたら嬉しいです。