Naitoh Daisuke 内藤 大助
ボクシングの現役世界チャンピオン内藤大助選手が、初の自叙伝”いじめられっ子のチャンピオンベルト ”を出版した。
以前、「僕はいじめられっ子でした。」とテレビでカミングアウトしていた内藤選手。
温厚な人柄のせいか、その深刻さもあまり切実には伝わって来なかった。
そんな事を思い出しながら本屋で実物を手に取ってみる。
装丁が洒落てます。
表紙のカットバンがボコッと(凸)してて、質感も本物っぽくてニヤリとします。
読み始めるとあっという間でした。
いじめも当初思っている以上のものでした。
幼なじみがリーダーの頭の良い陰湿いじめグループと、切れたら手に負えない180センチの大男の不良と、ダブルでいじめ抜かれたとのこと。
美術室の窓ガラスを割ったリーダーの代わりに身代わり出頭したり、
リーダーに突き飛ばされて女の子に当たったり、
休み時間には階段の踊り場で蹴りを入れられたり、、、
なかでも”給食のオカズを毎回取られていた(献上させられていた)”のには、切なくなります。
パン(ご飯)と牛乳だけで、どうやって食べるんだ。 (怒)
ブルーな学校生活でのささやかな楽しみも奪われました。
〜「神様なんて、絶対にいない。僕は、生まれてくるべきじゃなかったんだ……」
学校からの帰り道、泣きながらそう思った。〜
これには胸がつまります。
かける言葉もありません。
当時、誰か気付いてくれよとシグナルを出し続けた内藤選手、
でも、誰も気付かなかった。
あるいは気付いても仕返しが怖くて、内藤選手の味方になれなかったのか。
重苦しい前半(地獄の中学時代)とはうって変わって、上京してからは明るい話題がチラホラと。
奥さんとの出会い、恋愛、紆余曲折しての結婚がこと細かく書かれています。
内藤選手、「手紙が効くよー」と助言し恋のキューピット役をした茨城弁のジム仲間には、感謝ですね。(^_^)v
亀田大毅&亀田父のゴキブリ呼ばわりのくだりには、大爆笑!!
笑死せぬよう、ご注意あれ。
尚、今現在そのいじめっ子(リーダー)とはうまくいってるそうです。
後援会で久しぶりに会い、いじめっ子が自分であることが分かり表情が曇ったそうです。
当時、彼にとってはいじめてる自覚がなく、からかっているつもりだったのかもしれません。
もうすぐ世界タイトルマッチ。
テレビ出演が増えたことでちゃんと練習しているのかなと憂慮されますが、練習量は変わっていないそうです。
是非とも、防衛して欲しいものです。
チケットがそうとう余っているようですが完売できるんでしょうか、それだけが心配。
因みにボンビーとは、内藤選手の”地獄の中学時代”のあだ名だそうです。
いじめられっ子のチャンピオンベルト
装丁がなかなか凝ってます。
亀田親子のゴキブリ発言には笑死寸前!
良い意味でも悪い意味でも親子愛!?を感じます。